2018年11月13日火曜日

「積み上げの継続と、歴史の継承」 2年 蓮川壮大




「積み上げの継続と、歴史の継承」 2年 蓮川壮大

今回、部員ブログを担当させていただきます、政治経済学部経済学科、2年の蓮川壮大です。
「積み上げの継続と、歴史の継承」
この言葉は、高校時代に所属していたFC東京U-18の佐藤一樹監督が毎試合、試合前に口にしていた言葉である。
私が今、このような恵まれた環境の下、素晴らしい監督やスタッフ、仲間と共に毎日サッカーができていることは、決して当たり前なことではないのだ。
私が所属する明治大学体育会サッカー部は、全員が同じベクトルを揃え、ピッチ内外共にどんな時でも日本一を目指し続ける組織だ。常にこのような組織であり続けられるのには理由があると私は考える。
それは、「4年生の存在」である。
練習中、私にチームをコントロールさせる為、あえて指示の声を出さない4年生。
なかなか試合に関わることができていない中、練習では100%全力でプレーし、応援では誰よりも声を出して選手を鼓舞する4年生。
今年の夏の全国大会で日本一を取った際、メンバーに入れなかった悔しさを持ちながらも、応援席のスタンドで一緒に泣いて喜ぶ4年生。
誰でも大学で4年間生活すれば、このような「4年生」になれるということは絶対にない。
入部し右も左もわからない中、先輩を真似、たくさん悩み、苦しんだ1年目。仕事を1年生に引き継ぎ、自分に多くの時間を投資できる2年目。後輩などの意見をうまく先輩に伝える橋渡し役を担い、4年生を支える3年目。多くの成功、失敗を経験し、明治大学の柱になる4年目。
この濃い、濃い4年間を毎日全力で考え、全力で行動し、全力で発信し続けることが、この明治大学体育会サッカー部の良さであり、「積み上げの継続」なのだ。
そして、後輩に多くの意見や考えを伝えていくことが、「歴史の継承」ではないだろうか。
私が明治大学体育会サッカー部に所属して、もう2年が経つ。このままいつまでも先輩の後ろ姿だけを見ていてはいけない。良いところは盗み、そして追い抜くこと。学年関係なく自分がチームを変える、チームを引っ張ることのできる存在になる。そして、私が4年生になった時に、また歴史を継承していかなくてはならない。
私はこんな明治大学体育会サッカー部が大好きで、「誇り」である。
そんな明治大学体育会サッカー部の集中応援が、今週の11月17日(土)の11:30から味の素スタジアム西競技場で行われる。
対戦相手は筑波大学。
私達の熱い戦いを是非観に来ていただきたい。



【過去の記事】
「家族の大切さ、兄の存在」1年 蓮川壮大

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